2026.03.24
パルミジャーノ レッジャーノの外皮(リンド)の活用法
砕いてブロックのまま食す、削って料理に使う。最後は皮まで活かす。パルミジャーノ レッジャーノは、ひとかけらも無駄にならないチーズだ。外皮(リンド)はどう使えばおいしいのか? パルミジャーノ レッジャーノチーズ協会のマーケティングチーム担当者と料理家の二人に、外皮の活用法を聞いた。

パルミジャーノ レッジャーノ チーズ協会 マーケティングチーム シモーネ・フィカレッリ氏。
パルミジャーノレッジャーノの外皮(リンド)は食べられるのでしょうか? おいしい調理方法があれば教えてください。
「答えばもちろん、“Yes”です。外皮(リンド)は食べることもできますし、料理にも活用できます。表面をよく洗って活用してください。焼いたり、揚げたり、スープの出汁にしたりと様々な調理法で楽しめます。美味しいですよ」

KEITA氏(料理家、シェフ)
「僕がよくやるのは、スープや煮込み料理に加える使い方。コク出しとして長時間煮込むことで、料理全体に深みが生まれます。赤ワインを使った煮込み料理に加えるのもおすすめです。また、パルミジャーノ レッジャーノの香りは、他の食材にあまり移らないので、白ワインを使った料理や、野菜のパスタソースなどに加えても、上品な旨みだけをプラスしてくれます。また、リゾットを作る際、ブイヨンの代わりに外皮を加えて軽く煮出し、その“パルミジャーノ レッジャーノの出汁”で炊き上げる方法もおすすめ。奥行きのある味わいに仕上がります」
「外皮の使用量は、作る量や求める風味によって調整するといいと思います。しっかり味を出したい場合はやや多めに。ただし、出汁代わりとして使うなら少量でも十分です。たくさん入れればその分、味は出ますが、貴重なチーズですから上手に使いたいところ。いずれにしても皮まで余すことなく使き切ることができ、しかも長期熟成が可能なチーズなので、大きめのブロックで購入し、きちんと保存しながら使い続けるのもおすすめです」

砕く、スライスする、削る。おつまみとして少しずつ楽しむ。そして最後に残ったリンドは、食べてもよし、スープやリゾット、パスタの出汁にするもよし。最後のひとかけらまで活用できるのがパルミジャーノ レッジャーノの魅力。ぜひお楽しみを。
写真 望月勇輝
※パルミジャーノ・レッジャーノが認定を受けるPDOとは:
パルミジャーノ・レッジャーノは、EUの原産地名称保護(PDO)に認定されているチーズです。添加物や保存料を一切使用せず、伝統的で自然な製法によって作られています。また、世界で最も模倣や偽造が多いチーズの一つでもあり、PDO制度はこのような製品の呼称や品質を守るために設けられています。
欧州連合規則 第1144/2014号に基づくプログラム101194314 ENSO-EU ― 欧州連合の共同出資による。
※EU規則1144/2014に基づく、EU支援の農産物販促プロジェクトです。

